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りんは生命力に大切なミネラル


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りんは生命に最も近い三ネラルです。
からだに存在するミネラルの中で、カルシウムに次いで2番目に多いのがりんです。
存在量としては全体重のおよそ1.2%(1%という説もある)、また重さでみると体重60キログラムの人で、約700グラムになります。
りんはその80%が歯や骨に使われ、リン酸カルシウムとして存在しています。
残りの20%程度は神経、筋肉などに使われています。
りんの主な役割は、
①カルシウムとともに歯や骨格を形成する、
②高エネルギー化合物の形成、
核酸.(DNA、RNA)の構成要素、
④りん脂質の構成成分として脳、神経、細胞膜の機能維持、
⑤体液の酸、 塩基平衡維持などがあります。
ところで生命単位の細胞は遺伝子によってコントロールされますが、その実行者はタンパク質です。
この場合、そこには何らかのエネルギーを必要とします。
その場合、遺伝子は核酸であり、エネルギーはATPで供給されます。
要するに細胞の生命は核酸とATP、それにタンパク質によって支えられているわけで
す。
この場合、りんは核酸とATPの主要成分であり、さらに細胞膜もりんを含んだ脂質が使われています。
こうしてみると、りんは最も生命に近い存在ということができます。
ところで、りんが不足するとどのような症状が現れるのでしょうか。
まず第一に骨軟化症、次に骨の石灰化遅延、その他発育不全、くる病などが起こりま
す。
また、りんの必要量は一日1.5グラム(成人)とされていますが、りんは動物性食品にも植物性食品にもありますので、偏食しないかぎり摂取不足ということはまずありえません。
しかし、菜食主義の人や玄米食を常としている人たちには、植物繊維やお米の外皮にあるフィチン酸がりんと結合し、その吸収を妨げる恐れがあります。
なお、りんはもともといろいろな食品に含まれていますので、 摂取量がやや過剰の傾向にあります。

※骨はリンとカルシウムで作られます。

※体に存在するミネラルの中で2番目に多い

※りんは最も生命に近い存在です。

※極端に偏食しなけらば欠乏することはまずないといわれています。

 


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