ポピドンヨード（イソジン）,コロナ重症化を抑制か、これは本当か？

大阪府の吉村洋文知事と松井一郎大阪市長が今日午後の会見で新型コロナウイルス対策の一環としてポピドンヨードの含まれたうがい薬を使うことで重症化を抑制できる可能性があると発表しました。

あの明治ホールディングスのイソジン。
ポピドンヨードを含むうがい薬の典型的な商品名がイソジン。
数十年前、昔々、風俗関係者の方もよくこれ持ち歩いてて仕事中に入れてっていう話を聞きます・・・って言うか、使ってたし。

ポピドンヨードは2016年の3月まで明治が発売してますけどライセンスが切れたんで2016年の4月からはですねアメリカの会社がシオノギと提携してシオノギが出してるとなるようなことですが中身はポピドンヨードというものです。

代表的なところはヨードチンキがあります。
ヨードチンキは何で溶いてるかと言うとエタノール、エチルアルコール、今消毒に使っているやつです。
ポピドンヨードを含むうがい薬というのがウイルスや雑菌を無毒化する。
あるいは消毒する殺菌する作用はそもそもありますあります。
だからこれを口に中に入れてガラガラってするとそのうがい薬が到達した範囲における細菌とウイルスは完全になくならないけれども感染力が下がります。
全く効果がないわけではありません。

しかし、口のだけを殺菌しますだけでは、コロナ対策にはならないのではないでしょうか？

結論は

手洗いをしましょうと同じレベルのうがいをしましょうということです。

うがい薬で「病気が治るわけではない」

なんだか人騒がせでした。吉村さんマジか！

エイズウイルス感染者がポビドンヨードで治癒しないことと同じ

4日、大阪府の吉村知事が会見で、新型コロナウイルス対策としてポビドンヨードを使ったうがいを推奨したことについて、西村経済再生担当大臣は「承知していない。有効性について専門家の意見を聞いて判断したい」とした。

辛坊）これに関しては、4日にお話ししたことで尽きていますから、何か新しい話があるわけではありません。「もしここで喋った以外に新しく、画期的なことが出てきたら、明日、この番組で詳しくお伝えします」と申し上げたのだけれども、残念ながら、4日にお伝えした状況がすべてです。

https://news.1242.com/article/238166

結果、今回の騒動は松井知事に引っ張られる形で吉村さんが矢面に立たされたようです。